結婚相談所ってどんなとところ
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少子化、未婚化の時代と言われますが、「結婚」のニーズが減ったわけではありません。 むしろ 時代の移り変わりとともに新たな需要が生まれています。
婚活ビジネスの市場規模は、現在もなお上昇傾向にあります。平成18年度の経済産業省『少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書』では、婚活ビジネス業界全体の市場規模は500~600億円、婚活サービスは多くの利用者から求められるビジネスとされています。
そこからさらに進化を続けてきた婚活業界・婚活ビジネスは、現在では市場規模2,000億円近いと言われています。
直近約10年間で3倍以上と急速な速度で拡大しているのです。市場規模2,000億円の産業というと、婚活業界以外では映画や通信教育、レンタルビデオ、人材紹介業界などがあげられます。
いずれも私たちの生活において身近で一般的なサービスですね。
婚活サービスがこれらのサービスと並ぶ市場規模であるということからも、婚活ビジネスがいかに私たちの生活に密着するもので、消費者から求められるサービスであるということがお分かりいただけるかと思います。
また、結婚相談所の登録者数は年々増加傾向にあります。これは従来の結婚相談所へのマイナスイメージ「結婚できない人が利用している」「結婚相談所で婚活するのは恥ずかしい」などが払拭されつつある証明です。
結婚相談所に登録している人は「結婚したい人」しかおらず、結婚までの時間が短縮できるなどのメリットがあります。
特に妊娠・出産を考えている女性にとっては1年という時間はとても大切です。
「1年間付き合ったけれど結婚してくれない」「いざ結婚をしようと思ったら家柄の関係で親に反対された」という話も世間に多いですが、結婚相談所では事前にお相手の詳細なプロフィールが分かるため、ミスマッチが少なく、早く結婚したい人にとっては無駄なお金と時間を使わないで結婚前提のお付き合いを希望する異性と出会えるという、大きなメリットがあります。
さらに、結婚相談所で婚活する最大のメリットは、他の婚活とは違い「お相手の気持ちを確認」しながら告白、プロポーズまで行けることです。
「自分のことどう思っているんだろう?」「告白しても大丈夫かな?」など、恋愛をする上で1番心配になる部分を、結婚相談所がサポートしてくれます。
言い方を換えれば、出来レースで恋愛・結婚まで行ける訳です。この「安心感」は個人の結婚相談所しかありません。
婚活ビジネスの分類
■ 結婚相談所・仲人型
一人ひとりに担当カウンセラーが付いて、身だしなみやコミュニケーション力、お相手選び、お見合い・交際中のアドバイスをしながら成婚までをサポートします。
登録する会員は、独身証明書など入会時に提出書類が義務づけられているため会員情報の信頼性は高くなります。
会員数は連盟や協会に所属している結婚相談所が多いため、全国では数万名単位(データベース共有型)に上ります。
■ イベント型
婚活パーティー、合コン、街コンなどの企画がメインとなります。参加人数も男女10対10〜100対100までとさまざまで、また内容も千差万別です。参加者は必要な提出書類もないため、気軽に参加できます。
婚活の入口として、まずは街コンや婚活パーティーから始める方が多いです。
■ データマッチング型・インターネット型
その名の通り、情報を提供するサービスを行っています。
情報を提供するというサービスなので、担当アドバイザーのアドバイスなど、一人一人に合わせたきめ細かいサービスは行ないません。
中には、当初結婚相談所・仲人型で開業して、その後は情報提供だけを行っているケースもあります。
「出会いの提供」だけでは成婚しない時代!お見合い後の初デートで70%がお断り。
従来の結婚相談所は『出会いの提供』だけをしていれば良かったですが、今の会員さんは交際経験が少ないため、いざ「結婚したい」と思ったとしても、異性との接し方(口説き方や会話)、デートスポットの探し方、デートでの服装など、どうしていいのか分からないというのが現状です。
今後の婚活ビジネスは従来の『出会いの提供』だけではなく、恋愛・婚活に悩む男女にアドバイスやサポートをするような教育型のサービスも必要になってきます。
詳しく知りたい方はこちら
『最近の恋愛事情~マッチングアプリ~』
結婚相談所の成婚率
実際に、結婚相談所の成婚率はどのくらいなのでしょうか?成婚率を公表していない結婚相談所も多いので一概には言えませんが、公表している結婚相談所の成婚率は20%前後のところが多いようです。※成婚した人÷全会員数=成婚率 で算出。
それに対して、合コンから結婚に至る成婚率は、約7~10%程度と言われています。
いいなと思える人がひとりもいない合コンを経験したことがある方も多いと思います。また、いいなと自分が思った人に、いいなと思われる可能性も考えなければいけません。
その上、めでたくお付き合いに発展したとしても、いざ蓋を開いてみたら「結婚願望はまだないから。」なんてことも。
たしかに合コンは結婚相談所に比べてお手軽に参加することが可能ですが、たとえば単純にコスパの面で考えてみても、1回3~5千円の合コンに月2回参加すると、1年間で最低でも7万?12万円はかかってしまいます。
その上、二次会に行ったり、終電を逃してタクシーで帰るしかない・・・なんてことになると結局1回で1万円以上の出費になってしまうことも。
それでも、合コンに参加する100人中7~10人程度しか結婚へと進めない可能性を考えると、5人に1人が結婚できる可能性のある結婚相談所は、やはりコスパは高いと言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は結婚相談所の仕組みや成婚率に関してお伝えしました。時代が変わるにつれて出会い方も様々になってきているようです。
「結婚相談所」と聞くとどうしても固いイメージを持ってしまう方も多いと思いますが、今は気軽に登録される方も多いということが今回の内容でご理解していただけたかと思います。
皆さんも様々な出会い方を駆使してより良いパートナーとの出会いを実現していただければと思います。
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