足の裏を見て健康チェック

 

普段なかなか見ることのない「足の裏」。

あなたの足の裏はどんな色をしていますか?
実は、体の中で最も血液が溜まりやすい場所が「足」。足の裏の色を見れば、内臓に不調があるかどうかわかる場合があります。
簡単ですので、この機会にチェックしてみましょう。

 

 

【ピンク色の人は健康的】

足の裏の色は、「ピンク色」「赤色」「黄色」「紫色」の4色に分けることができます。その中でピンク色に当てはまる人は、健康的な状態の内臓であるそう。

内臓に不調があると、血液の色や状態に変化が現れます。そのため、綺麗なピンク色をしている人は健康な状態といえます。

 

 

【赤色の人は「心臓」が不調で血行不良かも】

足の裏が赤色だという人は、心臓の働きが弱って血行不良になっているかもしれません。血行不良になると、足に溜まった血液が心臓に戻らないため、足の裏が赤色になってしまいます。

血液が溜まりすぎると足裏が赤色に血液が溜まりすぎると足裏が赤色に

運動不足や暴飲暴食などの不摂生な生活も、血液がドロドロになって血行不良の原因になります。

おすすめの改善方法はウォーキングなどの運動。足を動かすことで第二の心臓とも言われている足のポンプが活性化され、溜まった血液を流すことができます。

 

 

【黄色の人は「肝臓」が不調かも】

足の裏が黄色だという人は、肝臓の機能が低下しているかもしれません。
肝臓の機能が低下していると、血液中にある「ビリルビン」などの成分がろ過できずに血液中に残ってしまいます。

肝臓の機能が低下していると、血液中にある「ビリルビン」などの成分がろ過できずに血液中に残る肝臓の機能が低下していると、血液中にある「ビリルビン」などの成分がろ過できずに血液中に残る
ビリルビンなどの成分は黄色。そのため、足の裏が黄色く見えるのです。

残った成分のせいで足裏が黄色になる残った成分のせいで足裏が黄色になる
お酒の飲みすぎや生活習慣の乱れなどが、肝臓の機能の低下につながるそう。足の裏が黄色だった人へのおすすめの改善方法は、足湯です。

足湯をすると、足に溜まっている血液が温まります。
そうすることで肝臓が行う働きの一つである「血液を温める」作用が減るため、肝臓の負担を軽減することができます。

 

【紫色の人は「肺」が不調かも】

足の裏が紫色の人は、肺の機能が低下しているかもしれません。
血液は本来、肺から酸素を取り込んで綺麗なピンク色を保っていますが、肺が正常に動かなくなると酸素を取り込む量が少なくなってしまいます。
そうすると血液中の酸素も不足して、血液の色が紫色に。

血液中の酸素が不足して血液の色が紫色に血液中の酸素が不足して血液の色が紫色に
その血液が肌に透けて見えるため、足の裏も紫色になります。

肺の機能が低下していると足裏の色が紫色に肺の機能が低下していると足裏の色が紫色に
足の裏が紫色だった…という人におすすめの改善方法は、呼吸筋を鍛えるトレーニング。
両手を頭の後ろに組んだら3秒ほど鼻で息を吸います。その後、6秒ほど口からゆっくりと息を吐きながら手を伸ばしていきましょう。

 

【呼吸筋を鍛えるトレーニング呼吸筋を鍛えるトレーニング】

肺が広がりやすくなり、肺の周りの呼吸筋を鍛えることができます。朝と晩に10回ずつ行うのがおすすめです。

足の裏の色からわかる、内臓の不調についてご紹介しました。足は第二の心臓とも言われている、大事な部分。定期的に足の裏の

色を見て、不調がないかチェックしたいですね。